びっくりするくらい雨が降った7月の稽古でしたが、
とてもスムーズに進めて頂けました。
的確に丁寧に、そしてその日のタスクが終わったら
あっさりと切り上げるメリハリでもって
親切に演出して下さっている丹宗立峰さん。
さすがは豊富なキャリアをお持ちの役者/演出さんです。
とても頼りにしております!
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次回の稽古開始まで全員のクリップやエピソードなど、
存分にご紹介したいと思います!
まずは主役、「ボクらの罪団」よりご参加下さいました、
高橋俊次さん(綾目竜也役)。
主宰は以前晃映ヒロさん(楢沢章役)が主役の音楽劇の曲制作をさせて頂いたことがあります。
晃映さんにオファーを出し、また彼の出演されていた
「ボクらの罪団」の公演「ディスプレイ」を見に行きました。
スリリングでパワフルで、
客に媚びてないのに大変面白かった。
その脚本・演出を手がけ出演もされていたのが高橋さんでした。
(晃映さん、高橋さん)
他のキャストが順調に決まる中、主役候補と
スケジュールがなかなか合わずにいたところ、
「ボクらの罪団」の方と晃映さんがご縁を作って下さり、
高橋さんの参加が実現しました。
とはいえ高橋さんご自身は、プロデューサーさんに直前まで秘密にされ、ほとんど顔合せに拉致された感があり(笑・顔合せの際の顛末は、以前書いた通りです)。
そんな形でも(笑)真摯に参加して下さる彼に感謝します。
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「彼は人見知りで好きな事しかしないかも…」
なんて前評判でしたが、お写真の通り、
はっきり言ってイケメンで何でも出来る好青年。
(”イケメン”を冠するお仕事も多かった模様)
言葉少なでも淡々と演出家の指示通り取り組んで下さる、
真面目な仕事人でした。
そして関西人らしい絶妙なツッコミ/アドリブも面白い。
それでいて作品やブログなどの言動は結構どぎついところもあり、
そのギャップがまた魅力ではないかと思います。
(↑プロファイルがあんまり優等生過ぎて、
そう思われるのをご本人が望んでないフシがあるのかなと邪推・笑)
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「ボクらの罪団」のプロデューサー、高柳さんはこれまでも
何度か稽古場に見学にいらしているのですが
今回も差し入れを沢山頂きました。
ありがとうございます♪
「迷惑がる高橋さんと彼をからかう高柳さん達」
というやりとりが毎回面白く、ちょっとしたコントか漫才のようで
(傍目には)大変笑えます。
初顔合わせ現場でケンカ?を始める度胸のある(笑)彼ら。
ともすれば非常識と取られかねないところを
「ケンカの内容が妙にもったりしてて、聞いててすごい笑えた」
(都さん談)
とプラスに変える(笑)オーラと才能を持った皆さんだと思います。
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高橋さん曰く、
「高柳とは会って2秒でケンカした」
そうで(笑)
皆にはたい焼きを買ってきたのに
「お前は食うなよ〜。これで充分じゃ」と高橋さんに
無理矢理かりんとうまんじゅう食べさせる高柳さん。
(とっても保護者風な時もあり)
高柳「みんなと仲良くやってる?会話してないけど」
高橋「お前らがいるからや」
高柳「だって一人でヒマそうにしてるから」
高橋「ヒマちゃう。覚えてんの台詞を」
高柳「そんなもん家でやってこい」
高橋「台詞多いもん」
高柳「それが主役。役者冥利につきるじゃん」
(↑本人の了解を得ずに勝手にオファーに
OKを出した張本人のお言葉・笑)
高柳「隅っこに陣取って”近づくなオーラ”出してんだろ」
高橋「それはお前らに対して出してる」
高橋さんが席を外した隙に、勝手に台本を見て
「おーやってるねえ。えらいえらい」などと言いつつ
速攻で落書きする高柳さん(と撮影部隊の大橋篤さん)。
完全に楽しんでいます(笑・ひどい)
そして速攻で異変に気づく高橋さん。
高橋「おい。……どういうことやねん」
高柳「俊次が書いたんだろ」
高橋「書いてへんよ」
大橋「すぐ人のせいにして〜」
高橋「人のせいちゃうやろ。お前らやろ」
高橋「…全然覚えられへんやん…」
というわけで、休憩時間をふいにした高橋さんでした(笑)
(↑この顛末、全然作ってません。写真は稽古場に設置したデジカメよりピックアップ)
劇団内ドッキリを仕掛け合うのが常日頃の「ボクらの罪団」らしいです。
最初はびっくりしつつも、とにかくお芝居は自然に達者で真剣な方。
何にせよ、さすがは劇団の看板、愛されてるなあという(笑)
印象でした。
少なくとも主宰は楽しんでおります(笑)
というわけで?そんな高橋さんにぜひぜひ会いにいらして下さいね。
次回は別のキャストさんをピックアップします。
お楽しみに。